ハゲ・薄毛の遺伝について~原因・メカニズム・遺伝子検査・対策~

投稿日:9月 13, 2017 更新日:

薄毛 原因

最近、髪の毛が薄くなってきた

髪が細くて抜けやすい感じがする

このような薄毛(ハゲ)の予兆が出始めたころ、薄毛の原因について考えてしまいますね。

「なんで、薄毛(ハゲ)になり始めたんだ?」って。

食生活、睡眠不足、ストレスなど、生活環境の問題も原因の一つとして浮かびますが、その大部分は「遺伝」が一番の原因である可能性が高いと考えられます。

薄毛(ハゲ)関連の事柄で、「親父がハゲてるから、自分もハゲる」「体毛が濃いから、頭がハゲてしまう」などといった話が様々出ますが、実際にはどれが本当なのかがいまいちわかりづらいかと思います。

そこで、薄毛(ハゲ)と「遺伝」について調べてまとめてみました。

 

 

薄毛(ハゲ)の遺伝って、何が遺伝するの?

薄毛 遺伝

近年、巷では「ハゲは遺伝する」とよく聞きます。これは、大体の人が知っている通りで、確かに薄毛(ハゲ)は遺伝します。

というより、薄毛(ハゲ)の原因の大部分を「遺伝」が占めている可能性が高いのです。

実際に、薄毛(ハゲ)の原因になるような偏った食生活、夜更かし、強いストレスなどの悪い生活環境で過ごす人でも毛髪が豊かな人もいれば、健康的な生活をしている人でも薄毛(ハゲ)の人もいます。これは「遺伝」の影響によるものが大きいのです。

では、「遺伝」は薄毛(ハゲ)にどう関わって、影響を及ぼしているのか?

薄毛(ハゲ)に「遺伝」が影響を及ぼす場合、男性ホルモンの作用に影響があります。

男性ホルモンの成分として、代表的なのがテストステロンです。このテストステロンは、筋肉や骨格を大きくし、体毛を生やすという男性らしい身体つきにする際に働くホルモンです。

テストステロン自体には、薄毛(ハゲ)に影響するような作用はありませんが、このテストステロンはもう一つの一面を持っています。

実はテストステロンは、体内にある5αリダクターゼという酵素によって、ジヒドロテストステロンという薄毛(ハゲ)に影響を及ぼすホルモンに変化してしまうのです。

この際に「遺伝」が関与するのは、5αリダクターゼの感度の強さです。この酵素の感度によって、テストステロンがジヒドロテストステロンに変換される量が変わってきます。

ジヒドロテストステロンは、毛根に作用して、毛髪の成長を抑制するように働きかけます。それによって、髪の毛が成長せず、細くなり、最終的に抜けてしまうのです。

このように「遺伝」によって、ジヒドロテストステロンが産出されやすい身体になっていることで、薄毛(ハゲ)に大きな影響を与えていると考えられるのです。

また、このジヒドロテストステロンは毛髪以外の体毛(髭やすね毛など)にも影響を及ぼします。その際は、毛を過剰に成長させる作用を働かせることで、体毛が太く濃くなりやすいという傾向もあります。

このことから、「体毛が濃いと、薄毛(ハゲ)になる」という噂話も実際にありうるということになります。

 

 

「父親が薄毛(ハゲ)だから自分もハゲる」は間違え!?

ハゲの遺伝子は、母親が持っている!

薄毛 ハゲ 遺伝子

前節で、薄毛(ハゲ)の原因は「遺伝」ということに触れました。

そこで、「父さんがハゲているから将来自分もハゲになるかもしれない」と思った人もいるかもしれません。確かに、父親が薄毛(ハゲ)だという方は、そういう風に考えがちですが、実は違うのです。

薄毛(ハゲ)に影響する遺伝子は、父親ではなく母親から受け継ぐのです。

基本的に、人間が受け継ぐ遺伝子は母親から「X染色体」、父親から「Y染色体」となっています。そして、薄毛(ハゲ)の遺伝に関連している遺伝子は、X染色体に含まれているのです。

男性の場合、父方からY染色体、母方からX染色体を受け継ぐので、父親から薄毛(ハゲ)の遺伝子を受け継ぐことはないのです。

薄毛(ハゲ)の遺伝子が含まれているX染色体を受け継ぐことで、5αリダクターゼ酵素の感度が強まり、ジヒドロテストステロンが産出されやすくなります。

 

では、この薄毛の遺伝子はどこから母親に受け継がれたのか?

それは、祖父か祖母ということになりますが、母親はもちろん、女性になりますので、両親から受け継ぐのはX染色体だけです。

つまり、祖父のX染色体か、祖母のX染色体のどちらかに、薄毛(ハゲ)の遺伝子が含まれていると考えられるのです。

女性の場合、男性ホルモンが少ないため、薄毛(ハゲ)を発症しにくいので、祖母の見た目ではわからないと思います。しかし、祖父は男性なので、薄毛(ハゲ)の遺伝子を持っているならば、見た目ですぐにわかると思います。

このように、薄毛(ハゲ)の遺伝子が、自分にもあるのかどうかを調べるには、X染色体を遡っていくというのがわかりやすいのです。

父さんが薄毛(ハゲ)だから、自分もハゲる」ではなく、「爺さん(母方)が薄毛(ハゲ)だから、自分もハゲる」という解釈の方が正しいと考えられます。

 

 

遺伝子検査で薄毛遺伝子を調べよう

薄毛 遺伝子検査

近年、自分の遺伝子を調べるという検査が、軽くブームになりつつあります。

自分のルーツを知る」「どんな病気にかかるのか知る」「アレルギーや肥満などの体質について知る」など、様々な種類の遺伝子検査があります。

その中には、「薄毛(ハゲ)の遺伝子を持っているか」を知ることができる遺伝子検査もあります。しかも、単に薄毛(ハゲ)になりやすいかだけではなく、髪質についてもわかります。

遺伝子検査の方法は簡単で、綿棒で口内の粘膜を採取して検査するだけです。1週間程度で結果が出ます。

少し髪が薄くなったり、自分が薄毛(ハゲ)の遺伝子を受け継いでるかもと思ったら、遺伝子検査を試してみることもいいかもしれませんね。

遺伝子検査で原因に早めに気付くことができると、効果的な対策をとることができます。

 

 

ハゲの遺伝子に打ち勝ってふさふさに!

ハゲ ふさふさ

ここまで「遺伝」による薄毛(ハゲ)についてを述べてきましたが、全てが遺伝によって、薄毛(ハゲ)になるとは限りません。実は薄毛には生活習慣も大きく関わっています。

偏った食生活や睡眠不足、酒やタバコなど、生活習慣を改善することで、薄毛(ハゲ)になりにくい、または進行を抑えたり、発毛を促進したりと、様々な効果があります。

中でも、タバコはニコチンによって、頭皮の毛細血管が収縮して血行不良が起きてしまい、薄毛(ハゲ)の原因になっている可能性が高いので、禁煙することで大きく改善します。

そして、しっかり睡眠をとるのも大切です。睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで毛髪も太く強くなります。特に、夜10時~深夜2時がベストな時間帯で、この時間に睡眠をとるのがオススメです。

その他にも髪が育つにはたんぱく質が必要になるので、食生活の偏りも改善が必要です。また、仕事上のストレスによる精神的疲労や、無理なダイエットなども影響するので何事も無理をしないことが大切です。

このように日々の生活習慣を改善することで、薄毛(ハゲ)の進行を食い止めましょう。

また、薄毛(ハゲ)になってない方も、早めに対策として生活習慣を改善することで、薄毛(ハゲ)になりにくい体質を作ることも可能です。

 



 

 

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