抜け毛への対策~抜け毛は季節に影響されやすい・本数・環境・予防~
薄毛が気になってきたって人は、日頃から頭や髪の毛のことが気になりますね。
中でも、「抜け毛」に関してはナイーブなところが多いと思います。
「今でもこんなに抜けて薄くなってるのに、これ以上抜けたらヤバイ!」って考えてる人もたくさんいると思います。
そこで、抜け毛についていくつか調べてみました。
- ①どのくらい抜けるのか?
- ②環境によって抜け毛の量は変化するのか?
- ③季節の変わり目は抜けまくる?
- ④抜け毛を防ぐにはどうすればよいか?
人の抜け毛は大体どのくらい?
薄毛(ハゲ)や抜け毛が気になると、自分の抜け毛の量が世間と比べてどうなのかが気になってきます。
「自分の抜け毛は、年齢相応?抜けすぎ?」という感じです。
そもそも、人間の抜け毛は一日あたり、どのくらいの量が抜けるのでしょうか?
一般的な日本人であれば、約50本~100本程度が平均的な抜け毛の本数とされています。
100本も抜けてるのかと驚く人もいると思いますが、日本人の毛髪全体の本数の平均は約10万本と言われているので、100本くらいどうってことはないのです。
しかし、100本より抜ける本数が多い場合、頭皮の状態が悪くなっていたり、生活習慣が乱れていたりと、毛髪に悪い影響を及ぼすような要因があると考えられえます。
さらに、抜け毛の本数が一日200本以上もある場合は、AGAなどの脱毛症の症状の可能性も高いので注意が必要です。
普段は、抜け毛なんてあまり気にしないと思いますが、早い時期に抜け毛対策をとるためにも、自分の抜け毛は一般的な抜け毛の量と比較してどうなのかを日々チェックすることが、薄毛(ハゲ)対策にもなるので大切です。
気温・湿度・季節による抜け毛への影響
「暖かくなってくると、毛が伸びるのが早くなる」といった話を時々聞きます。
気温や湿度の変化でも抜け毛の量が変わってきます。
特に、気温が高くなる6月頃から抜け毛が増える傾向にあります。
気温の上昇によって頭皮が汗をかきやすくなり、湿度が高いことで皮脂の分泌もコントロールしにくくなっているなどが原因とされます。
また、気温が高くて頭皮が不衛生な上に、クーラーのかかった部屋で過ごすことで頭皮の血行が悪くなると、毛根の成長にも抑制が働き、毛が抜けやすくなるとも考えられています。
さらには、暑い時期だけではなく、気温が低いのも影響します。
気温が低いと、汗もかかず、皮脂も分泌されづらくなってしまいます。すると、頭皮の乾燥も進行して、傷つきやすくなっていしまいます。
それと、頭皮の血流も悪くなり、抜け毛が増える傾向にあるのです。
これらのことを考慮すると、季節によって抜け毛が増減するということがわかります。
季節の変わり目には髪が抜けやすい!?
前述の通り、季節ごとに抜け毛の量は増減します。
特に、季節の変わり目には、気温や湿度が大きく変化する時期になるので、頭皮の環境や状態も変化しやすく、抜け毛への影響は大きいです。
春から夏にかけての暖かくなる季節の変わり目の場合は、特に抜け毛が増えていきます。
気温が高く、身体が暑いと感じると、汗をかいたり、皮脂を多く出したりと自律神経が乱れやすくなります。
そのように、自律神経の乱れから血流や体温への影響もでてきて、頭皮の血流も悪くなってしまい、抜け毛に繋がっていくと考えられます。
また、夏になると、晴れの日も増えて日差しが強くなります。
日差しの紫外線が頭皮を襲うことで、頭皮が大きくダメージを受けてしまいます。それが影響して抜け毛に繋がってしまうということも考えられます。
このように、季節の変わり目は抜け毛が増えてしまうのです。特に、春から夏にかけては抜け毛に気をつけなければいけない時期であると言えるでしょう。
抜け毛を防ぐ、効果的な方法
「朝起きたら、枕が抜け毛だらけだった」、「髪の毛を洗った際に、シャンプーの泡に無数の抜け毛が!」といった経験がある方が多いと思います。
では、抜け毛ってどうすれば防げるのでしょうか?
抜け毛を防ぐ効果的な方法は、やはり規則正しい生活を送ることです。
睡眠不足や偏食、運動不足などの生活習慣の乱れが、身体にとってはストレスになっている可能性が高いので、そういったストレスを軽減してあげることで、自律神経も整い、抜け毛対策には効果的だと言えます。
偏食を改善する際には、三食の規則正しい食事を続けることと、栄養素を気にしてみると効果が高まります。
たんぱく質・ミネラル・ビタミンなどの毛髪に良い栄養素をしっかりと摂取することで、毛根から抜けにくい毛髪に成長させることができるので、抜け毛の減少が期待できます。
生活習慣を改善することで、抜け毛だけではなく、薄毛(ハゲ)にも効果が表れてくる可能性もありますので、継続していくことが大切です。